か つては手付かず の大自然であった．

田 畑，あぜ道が形成される． 区画の形状は等高線に反映している． かつてはあぜ道でインフォーマルな コミュニケーションが存在していた．

遊 歩道と東屋が造 られる． 日常生活から離れ，大自然を 楽しむためのもの．

何 かしら，遊歩道 のようなもの・・・

コ ンテクストへの応答

既 存遊歩道を踏襲 しつつ， 新たに通り抜け可能な経路と， ちょっと立ち止まってみたく なるようなところ．

深い新潟県松之 山町において、展示室と体験自習室を備えた複合施設である。冬の間，町民が集う場所が町内にはなく、町民がまとまれる広場的な空間が必要であると考え、要 求 される諸室を確保しながら、「ひとつ屋根の下」 広場という緩やかなスロープの大空間を設けた。